日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第60回研究発表大会
セッションID: 8A-28
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並置した平面図形の間に生じる視覚的圧力
形態的特徴と図形間の距離及び配置位置の差について
福田 弓恵木下 武志松田 憲長 篤志
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抄録
視覚メディアのコンテンツの構成要素は、形や色及び質感の選択や配置の際に、視覚調整が行われている。この操作は、構成要素に生じる視覚心理的な影響を調整していると考えられる。美術・デザインの分野では、平面図形に生じる視覚心理的な影響を空間的な力の場、シュパヌンク、空間力等と呼んでいる。これらの影響は、図形の内部と外部に生じると推測できる。しかし、画家やデザイナー等の専門家の経験則で捉えられて感覚的に処理されており、その影響については明らかになっていない。そこで本稿では、図形外部の視覚的影響を、図形外部の空間に生じる視覚的圧力として捉えた。2つの図形を並置して、一方の図形からもう一方の図形に対する視覚的圧力の強さについて検討を行った。その結果、2つの図形の形態的特徴と図形間の距離、及び2つの図形の上下と左右の配置位置による、視覚的圧力の強さを明らかにした。
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© 2013 日本デザイン学会
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