抄録
「あそびのデザイン」という授業プロジェクトで、人型マスコットをぶらさげて楽しむ「ブラーン」という遊びをデザインした。「ブラーン」は「マスコット」、それをぶらさげる基板となる「くも」、床に敷く「しばふ」の3つの要素で構成されている。本稿では 構成要素とそれらの役割について述べる。そこからデザインのプロセスと、ブラーンという遊びの特徴についての考察する。そこから、「遊び」を成立させるためには、遊びのルールのみならず、用具の素材や形、また遊ぶ人の数や遊びの空間など相互に関係する要因を組織化するデザインが必要であることを見いだした。そのデザインができたときに、はじめてプレイヤーに楽しいという経験をもたらすことを学んだ。