抄録
2012年、愛知県高浜市で地域の活性化と青少年育成を目的とした映画「タカハマ物語」の製作を行った。市民キャストとボランティアスタッフによる市民の映画である。私は、コミュニケーション・デザイナーとして、この映画のシナリオと監督を担当した。
コミュニケーション・デザイナーが地域をデザインする意義とは何か。映画によって町をどうデザインするのか?映画製作という特性がヒトづくり、モノづくり、コトづくりをデザインし、地域の新しいストーリーを創る。コンセプトの定め方、シナリオに込めるしかけ、映画製作の過程や製作後の地域の変化について取り上げながら、今後の地域づくりの方向性についても考察する。