日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第60回研究発表大会
セッションID: 5B-01
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もうひとつの住まい方研究 1
空き家利用の事例報告
佐々木  美貴
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抄録
「もうひとつの住まい方研究」では、「住まい方」から“まちづくり”を考える。研究1として、空き家活用の事例報告を行う。日本の人口は減少傾向にある一方、核家族化、高齢者一人暮らしの増加により、全体の世帯数は増加している。また、住宅市場では、老朽化マンションや中古戸建て住宅の空き家も増えている。これは、拡大しすぎた都市の需要に見合わない人口構成の成れの果ての姿でもある。少子高齢化社会に点在する空き家は、街の美観を損ね、安心安全を保つ事ができない要素として、街の生活に不安を与える問題となっている。現在各地で様々な対策がされているが、その中で3つの空き家活用事例を考察する。事例1は、築200年の古民家を高齢者のディサービスに利用し、土日にはイベント会場とする取り組み。事例2は都心の空きアパートを改修して、貧困層の自立の為に賃貸する取り組みを紹介する。事例報告3は南医療生協のグループホームの取り組みである。空き家活用の効果から、地域での協力体制が生まれ、まちの再生への効力を発揮する。今後、"まちづくり”にさまざまな「もうひとつの住まい方」を組み込むような研究への発展を目的としたい。
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© 2013 日本デザイン学会
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