抄録
良いデザインとは、機能・見た目・生産技術の全ての融合によって生み出される。本研究ではそれらの融合によって、新たな「良いデザイン」の可能性を探ることを目的としている。具体的には木製スツールの制作に上記の考えを反映させようとしているのだが、ここでは「良いデザイン」の要因を・座りごこち、造形美、生産技術面の合理性ととらえた。なお、今回紹介するのは、第60回デザイン学会春季大会で発表したものの改良版である。大きく改善した点は、”木のしなりがもたらすクッション性”と”成形方法”であり、これらは他のデザインにも応用が可能であると考える。