抄録
近年、デジタルカメラは技術進歩に呼応して新製品を開発し続けているが、ユーザーの使用価値を十分満たしていない。情報技術の発展と、スマートフォンの普及によって写真利用の状況が変化している。そこで、本研究では、多機能・多様化したデジタルカメラについてユーザー視点から使いやすさを探ることを目的とした。とくに、デジタルディバイドといわれ、スマートフォンが難しい高齢者がデジタルカメラ使用する調査はあまり行われていないため、高齢者・若年者の使いづらさの違いに着目して、機器評価を行った。調査仮説を設定した。高齢者と若年者では使いやすいと感じるカメラの機種が異なるスマートフォンは高齢者にとって使いやすいカメラではないことが分かった高齢者は若年者よりも「大きさ」「重さ」の点で使いにくいと感じるは一部支持デジタル一眼レフカメラの「大きさ」に関して、高齢者のほうが使いやすいと感じていた高齢者はボタン式の操作よりもタッチ式の操作を使いにくいと感じる 却下されセルフタイマーで撮るなどの細かい設定をする際に、タッチ式の操作であるカメラが有意に「わかりやすい」ことが示された。