日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第62回研究発表大会
セッションID: B7-05
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視触覚を利用した痛みのデジタル評価ツール
大姶良 義将岡崎 章
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抄録
痛みを測るツールとしては,様々なものがある.しかし,子どもから痛さのレベルを聞き出すことは難しい.また,先行研究の手に持つツールでも手や腕に筋肉の硬直などの症状のある患者では細かな痛さを表現し辛い.本研究では,画面上の視触覚情報として痛みを表現するのに適切な方法を明らかにすることを目的として,感覚モダリティ変換を用いることで痛みの評価を行うことのできるツールを制作した.成人を対象とした既存の評価スケールと比較した評価実験では,視覚的評価スケール(VAS)に即した結果を導くことができ,痛かった経験を思い出しやすく,既存のものと比べ痛みについてしっかりと評価をすることができたという評価を得られた.しかし,鈍痛を感じることのできる物体の表現の改善やスワイプ時の視覚的なフィードバックが欲しいといった要望が挙げられた.今後も継続して改良を加えながら評価実験を行い,ツールの有効性を検証する.
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© 2015 日本デザイン学会
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