抄録
上田市所在で「日本の棚田百選」にも選定された景勝地でもある。稲倉の棚田は、江戸時代から明治時代にかけて作られたものと言われている。 土手は石と土との巧みな調和により造られ、稲倉川を挟んだ両側の約2.5kmに渡って棚田が広がっている。 本研究では、「稲倉棚田保全委員会」を中心に、農村地域の過疎化や棚田耕作放棄地の拡大などに伴い,農村景観を象徴する棚田景観の保全は大きな課題として社会的関心が高まっていることから、「稲倉棚田保全委員会」の活動や住民による地域振興・観光振興のあり方について検討を行った。