抄録
本研究では,現代の複雑な機器における未来のデザインとしてコンピュータミシンを事例としたCo-designingを応用した自身のデザイン方法を用いて参加型デザインの考察を行った。Co-designingは,現場で活動の当事者であるデザインパートナー(以下DP)とデザイナーが共同してデザイン活動を行う取り組みである。
その結果,2つの段階で考察することができた。1つ目は,現場の活動の共有であり,デザイナーの現場の解釈を当事者に共有することで,解釈の差を少なくすことができ,要求の本質に近づくことができた。それはデザイナーの現場の解釈を当事者に共有することで解釈の差を少なくすことがでるからである。2つ目は,デザインのアイデア案を共有しそこからDPと共創することで妥当な解に近づくことができることがわかった。さらに、私はDPとデザイナーの関係性により得られる情報が変わってくるのではないかという見解が得られた。