日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第63回研究発表大会
セッションID: B5-04
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動画の立体化による一覧表現
石垣 純一渡邉 慎二
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抄録
本論は動画を一覧して表現できる手法[連続シルエット立体]によって被写体の動きの表現を試み,その有効性を確かめた.近年の,撮影技術の成熟,記憶容量と通信速度の増大により,様々な出来事を動画で記録し,閲覧することが一般的になった.動画は連続する平面画像群を記録することで事象の保存・再現を可能にした3次元の時系列データであり,被写体の動きを具体的に表現することができる.しかし一目見てその内容を理解することは難しく,複数の動画を比較するのは大変な労力となる. 本論で提案する手法では,身体の動きを記録した動画の画像群から身体のœシルエットをパスとして抽出し,法線方向に等間隔で整列・厚み付けすることで,時間経過によるシルエットの変化を立体で表現する.本手法で生成した立体から読み取れる情報を確認するため,野球のバットスイングの評価を事例として,立体から推測できるスキルの評価と,動画を見た評価との比較実験を行った.実験の結果,被験者は立体から身体各部位の動きの安定感や速さなどの特徴を読み取れること,一方で力強さのような全身の連携動作の読み取りは困難であることを確認した.
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© 2016 日本デザイン学会
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