抄録
本稿では、ハプティックデザインの実践として、能動的触知覚を応用した触感による情報設計を可能とする「多重稜線効果」と、その応用である「稜線ユーザインタフェース2型」のコンセプト提案について記述する。「多稜線効果」とは、触接対象が異なる線型の2本の稜線で構成されている場合に、能動的な触接行為によって生ずる触感を強調する効果である。この効果をユーザインタフェースに適用することにより、「稜線ユーザインタフェース2型」は、単純なメカニズムで触覚フィードバックとして出力値の遷移を操作行為者に受け取らせることができる。