抄録
近年、映像というメディアに対する世の中の価値観の中には以前よりパーソナルなものも増えてきている。特定の発信者が関連するコミュニティに情報を発信できることが身近になり、制作される映像作品は映画や CM のような大規模なものだけではない。映像による活動の記録は、後の活動において重要な役割を果たすが、その中で本研究では映像制作経験の少ない者が映像による活動記録を制作することに注目する。本研究ではカフェなどの小規模コミュニティを活動の実践の場とし、様々なコミュニティに記録者として筆者自身が参加しながら活動の記録映像を制作・公開し、地域コミュニティに向けて積極的に情報発信を行う。これらの活動から得られた気づきや体験を一人称視点で記述し、まとめたものを映像による活動の記録手法として示していく。まとめた手法は他者に実践してもらい、実践結果の成果物やインタビューから、他者のもとでも機能する手法か検証する。検証結果をもとに、改めて手法をまとめる。