日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第65回春季研究発表大会
セッションID: PA-01
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呼気によって動作する人形を制作するワークショップの実施と評価
制作者の呼気を検出するモジュールの開発とワークショップを通した検証
*三谷 篤史村松 真澄吉岡 聖美
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抄録
自主的にアートと関わる創造的なアクティビティプログラムにリハビリテーションの効果を付加し,生活機能の維持向上に有効なアートプログラムおよびデバイスを開発する.アートプログラムの創造的作業が感性にはたらきかける心理的効果を持つことに加え,単純な繰返し動作を求められるリハビリテーションのモチベーションの維持に繋がる.これまでに,使用者自らがアート要素を付加できるナースコールモジュールを開発した.これは,使用者の触知行為を検出するための機能と,これらの触知に対して反応を返す機能を有しており,患者が従来の「ボタンを押す」以外の方法で看護師を呼び出すことを可能にするとともに,モジュールへ装飾品を付加することをも可能にしている,ここでは,自作のナースコールに対する愛着の変化と使用前後の気分を測ることで心理的効果を検証するとともに,モジュールに導入されている機能の適用頻度や.付加されたアート要素についての分析を行った.本研究ではこれらを踏まえ,呼気を検出する機能を付加したモジュールを用いた作品を制作するワークショップを実施し,その使用状況の経過観察を通して改善点を明らかにした.
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© 2018 日本デザイン学会
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