抄録
体験型の作品「forms of love」を美術館に展示して来場者が体験する作品について述べる。人を「愛する」ことは普遍的であるがそのイメージはさまざまなはずだ。しかし一般的に「ハート型」や「ドキドキや可愛い」「赤やピンク色」などが想像されるように、「愛」のイメージは固定的だと言える。しかし、人によって好きになる相手が異なるように、人を愛する時に、いつもドキドキするだけでなく、落ち込むことや、明るく楽しくなることもある。さまざまな感情からなる「愛する気持ち」を、人々が自分で表現してみる場をデザインした。手に持てるサイズの木製のオブジェを制作し、体験者がオブジェを組み合わせ立体造形し、自分の気持ちを表現する作品である。愛する気持ちが表現された造形物で、多様なそのイメージを見比べられる活動をそこに創りだした。