日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第67回春季研究発表大会
セッションID: R-09
会議情報

計画技術と表現技術,伝達技術のサイクルを担う映像デザイン
*池側 隆之田中 友丈西村 雄介石田 航平徳永 直子
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

筆者は映像デザイン研究の準拠点として,「映像デザイン」という語を,1.コンテンツを志向する映像のデザイン実践,すなわち「映像をデザインする」ことと,2.デザインプロセスや人々との間に介在し価値創造を促すメディアを志向する映像の役割,すなわち「映像によるデザイン」と定義してきた。しかし,今日の様々な社会課題を踏まえ,デザインがそれらに寄与できる可能性を構想した際,映像がもたらす作用として2つの定義を別々に使い分けるのでは無く,これらの定義をむしろ統合するデザイン活動が必要では無いかと考えるようになった。本発表では,筆者が2016年から実践してきた岡山県・犬島での取り組み「犬島リサーチデザインプロジェクト」を紹介し,質的調査手法に依拠した映像利用に基づく統合型コミュニケーション・デザイン研究の可能性と今後の展望を試考する。

著者関連情報
© 2020 日本デザイン学会
前の記事 次の記事
feedback
Top