着飾る行為は社会で生きる上で欠かせないものであると同時に自身のらしさを問われるものとなってしまい、難しいものになってしまった。それに加えて自由度が高くなってしまったことによって表現するための手段が増えてしまい、ますます着飾る行為が敷居の高いものとなってしまっている。私たちがより豊かに生きるためには着飾る行為にどう向き合っていくかが重要となってくる。この研究では着飾ることをうまく楽しんで自分らしさを表現している人の特徴を考察することで、誰でも着飾ることを初めやすくなりポジティブに捉えるヒントを探る。着飾る行為を手軽にすることによってアイデンティティの形成を助け、現代に生きる私たちが豊かに生きるための一助になるのではないかと考える。
;先行研究から、着飾る行為を楽しみ満足度を高めるにはセルフプロデュースとしておしゃれを楽しむことが効果的であることがわかった。そして着飾る行為をセルフプロデュースと捉えるためには、理想の自分をイメージして比べること、そして褒められることが重要であると仮定し、筆者の実体験と比較した。しかしこの本編は他者に関しても同じであるか、根拠がまだ不十分であり、他者の体験とも比較を行う必要がある。今後はインタビューやアンケートを行い、他者のセルフプロデュース法について調査し、そこから着飾る行為をする人とあまりしない人の比較をしていく。調査結果をもとに仮説を修正するとともに、セルフプロデュースを行っている人の意識やアプローチをモデル化し、「演じる」をキーワードとして、より着飾る行為を手軽に楽しめるアプローチ法を模索していく。