日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第67回春季研究発表大会
セッションID: G-04
会議情報

健康モデル化を目的とした日常行動計測アプリケーション
*平田 一郎後藤 泰徳
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

本稿は、「健康モデルによるスマートインタラクティブサービス」研究プロジェクトにおいて、サービスシステムインタラクション研究チームが開発したプロトタイプの日常行動アプリケーションの概要について報告する。本研究では、ひとりひとりの生活を豊かにし、将来の社会を豊かにすることを目指している。その方法として、生活者に最適な運動方法を提供するサービスを創出する。具体的には、クラウド上にユーザーのデジタルアバターを作成し、日常生活で計測した「ユーザーの運動情報」と、デジタルアバターが提供する「日常の運動シミュレーション結果」をもとに最適な運動サービスを提供する。また、職場で実施している健康診断と同時に実施することで、きめ細やかな運動サービスを提供することができる。このシステムは、デジタルアバターによる運動をクラウド上でシミュレーションし、分析結果やアドバイスをスマートフォンやスマートスピーカーに通知するものである。

著者関連情報
© 2020 日本デザイン学会
前の記事 次の記事
feedback
Top