日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第68回春季研究発表大会
セッションID: 6A-01
会議情報

VRを活用したリハビリテーションプログラムの実用化検討
福祉機器展示会出展時の調査分析に基づいて
*吉岡 聖美
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

福祉機器展示会への出展を通して,インタラクティブな画像の変化によって運動を促すVRプログラム「立ち上がって空に描こう!」の実用化について検討する。医療関係者を始めとする来場者にプログラムを体験してもらった結果,医療機関・施設において,VRを活用したリハビリテーションプログラムを実際に患者・利用者に活用できるという回答が得られ,実用化の可能性が示唆された。また,プログラムを体験した来場者のほとんどが,プログラムを楽しく,またやりたいと感じている結果が示された。一方で,プログラムで提示する風景画像の種類,運動回数の設定に関する課題が明確になったことから,今後のプログラム改変に反映して実用化を目指したい。

著者関連情報
© 2021 日本デザイン学会
前の記事 次の記事
feedback
Top