日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第68回春季研究発表大会
セッションID: 7A-03
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鉄道駅ホームドアの印象評価に基づくデザイン要件の検討
*齋藤 健太松本 裕司
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抄録

近年、鉄道駅のプラットホーム上に旅客の転落防止のために『ホームドア』が盛んに設置されている。既存のホームドアには費用や車両との対応に課題があり、様々な新型ホームドアの開発や設置が進められている。しかし、新型ホームドアのデザインは、高齢者や障がい者といった交通弱者が不安を感じてしまうことが指摘されている。本研究では、新型ホームドアにはどのようなデザイン要件が必要か印象評価法を用いて検討した。また、ホームドアへの利用者の意識についても調査した。その結果、上位項目の平均値と標準偏差から「可動柵式」が最も好ましいものだと分かった。また、因子分析と重回帰分析から、「力強さ」が安心感や好感度を、「オーソドックスさ」が親しみやすさをもたらしていることが分かった。また、対応できる車両の多い「昇降式」を調査の結果を用いてリデザインすることで、今後のホームドアデザインの方向性を提案する。

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