主催: 日本デザイン学会
会議名: 日本デザイン学会 第69回研究発表大会
回次: 69
開催地: オンライン
開催日: 2022/06/24 - 2022/06/26
近年、3Dスキャナを使用した形状のデジタル化と、そのデジタル化した形状データを活用したデザインが多く見られるようになった。しかし、頭部形状の3次元スキャナによる計測は毛髪が障害となり形状データが取得できない。また、最適な頭部形状を得ることができない問題がある。
この問題に対して、パターン光投影方式とフォトグラメトリのどちらでも毛髪の影響を極力抑えて3Dスキャナによる頭部形状のデジタル化ができる計測用キャップの開発を行い良好な結果を得たので、開発プロセスと成果について述べる。