日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第69回研究発表大会
セッションID: 8A-03
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空間形状の特徴点に基づくイメージ生成による空間演出システム
*亀蔦 邦彦出原 立子
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抄録

本研究は、空間形状の特徴を抽出しその情報に基づき自動的にイメージを生成する方法を構築し、様々な空間を対象とした汎用性のある映像プロジェクションによる空間演出システムの開発を目的とする。本システムは、対象となる空間形状情報を基点としてCGプログラムによってイメージが生成される点にある。そのため、予め形状に合わせて意図的にデザインされたイメージではなく、形状情報を元にして無限に変化の富んだイメージを生成できるのが特徴である。システムは大きく2つの機能で構成され、一つは空間形状の特徴を抽出するための機能であり、もう一つは特徴情報を元にイメージを生成する機能からなる。まず、空間形状の特徴を抽出するにあたり、対象物をセンサで取得した画像を元に輪郭抽出をして特徴点とみなした。次に、輪郭抽出部分からパーティクルを連続して生成し、さらにPerlinノイズによって緩やかな曲線状に連なる表現を作り出した。これによって、空間の特徴点が強調され、且つ凹凸のある形状に映像投影されても歪みが気にならない表現となることをねらいとした。本稿ではシステム設計と開発したプロトタイプを用いた結果について報告する。

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© 2022 日本デザイン学会
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