日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第69回研究発表大会
セッションID: 2A-02
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AR アプリケーション「Kiosk AR」を活用した仮設空間設計プロセス
*赤羽 亨今谷 真太郎
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抄録

近年、さまざまな分野でAR(Augmented Reality)技術の活用が注目されている。AR技術を家具などのオブジェクトの配置の確認に活用する事例は多くあるが、空間設計そのものに活用する事例は少ない。 本研究では、空間設計プロセスへのAR技術の活用の試みとして、仮設空間デザインシステム「Kiosk」を用いた、空間設計をARで行うためのアプリケーション「Kiosk AR」を開発する。このアプリケーションを用いた2つの実践的なワークショップを通じて、AR技術を用いた空間設計のデザインプロセスの可能性について考察を行った。ワークショップの考察から、AR技術を用いた設計プロセスを取ることによって、従来は関わることが難しかった「使用者」と「設計者」が、協働して設計するプロセスの可能性が示唆された。

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