日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第69回研究発表大会
セッションID: 2A-03
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フェイスシールド開発におけるラピッドプロトタイピングの実践
フェイスシールド開発におけるデジタル工作機器の活用によるラピッドプロトタイピングの実践
*倉地 宏幸
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抄録

本稿は,2020年に筆者と順天堂大学 森博威准教授が行った共同研究「医療機関で使用できる低コストの簡易フェイスシールドの普及に向けた研究および開発」における,筆者が行ったレーザー加工機を用いたプロトタイプ制作について報告する。ラピッドプロトタイピング(英: rapid prototyping)とは,製品開発において,製品の開発サイクルを短縮するために,文字通り,高速(rapid)に試作(prototyping)することである。一般的には3Dプリンタを用いた手法が知られている。

当時,3Dプリンタを用いたフィスシールドのフレーム制作が活発に発表されたが,この研究では,3Dプリンタを用いてひとつずつ制作するのではなく,短期間での大量生産を前提とした製品のプロトタイプを制作して開発を行なった。フェイスシールド制作についての話題は新規性のあるものではないが,研究の経緯と概要,具体的な制作物などに触れながら,試作段階での製品を前提とした材料の選定や構造のアイデアなど,当時注目されていた3Dプリントによる制作にはない特徴を見直し,今後の改良の手掛かりとしたい。

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© 2022 日本デザイン学会
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