日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第69回研究発表大会
セッションID: 2D-01
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グッドデザイン賞受賞動向と業績の相関性に関する研究
*藤田 うらら蘆澤 雄亮
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抄録

グッドデザイン賞は様々な目的を持って応募されるが、中小企業と大企業では目的の傾向に若干の相違がある。このような意識の違いから一般的に大企業では、グッドデザイン賞を受賞しても売り上げには貢献しないと言われている。

そこで、本研究では2017年より一般公開されているグッドデザイン賞の受賞データベースと上場企業の業績データを活用しては業績変動と受賞数変動の相関係数から何らかの関係が⽰唆されうるか否かを確認することとする。

「グッドデザイン賞の受賞が業績に何らかの影響を与えているかどうか?」という問題は従前より課題とされてさまざまなところで議論されてきた。これにあたり、イベントスタディによる研究も存在するが、サンプル数の少なさが課題として挙げられている。また、対象は国際デザイン賞に限定されており、グッドデザイン賞については研究がなされていない。

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