主催: 日本デザイン学会
会議名: 日本デザイン学会第71回研究発表大会
回次: 71
開催地: 九州産業大学
開催日: 2024/06/21 - 2024/06/23
本研究では高速道路サービスエリア駐車場での歩行者通路を対象として、走行車両や歩行者通行に注意を払いながら、歩行しやすく、運転者が認識しやすい標示を探った。評価実験はCGシミュレータを用いて、被験者はVRヘッドマウントディスプレイを装着し、歩行者通路の比較案に対して、コントロールキーを操作しながら移動した。次にドライブシミュレータにより運転者ルートを走行した。その結果、歩行者視点では、カラー舗装に文字やピクトグラムがある標示が歩行者通路と認識しやすいことが分かった。運転者視点では、カラー舗装を評価するグループとゼブラを評価するグループに二分され、男性や運転習熟度が低い被験者はカラー舗装を評価し、女性や運転習熟度が高い・普通の被験者はゼブラを評価する傾向が見られた。以上から、歩行者視点での評価を優先するとカラー舗装が望ましく、運転者視点では、カラー舗装は男性や運転習熟度が低い被験者が評価しているため、サービスエリア利用者の運転者属性は男性が多く、運転習熟度が低い運転者を対象にすると、ゼブラよりもカラー舗装が望ましいと考える。