主催: 日本デザイン学会
会議名: 日本デザイン学会第71回研究発表大会
回次: 71
開催地: 九州産業大学
開催日: 2024/06/21 - 2024/06/23
繊維製品の残余素材削減は喫緊の課題であり、小布を用いるパッチワークは色彩構成や図案によって多様な表現と素材活用の可能性を秘めている。パッチワークでは幾何学図形が図案として用いられる傾向があり、新たな視点でデザイン研究の必要性が求められる。本研究ではアメリカン・キルトで用いられるピースド・キルト図案と1824年に刊行された葛飾北斎『新形小紋帳』の改題・再摺である『北斎模様画譜』の小紋図案について幾何文様の配置・構造など、幾何学図形を応用したデザイン構成の視点から比較し、類似性や特徴を明らかにすることを目的とした。作画工程・リピートパターンの構成等から検討した結果、エレメントの類似やリピート構造が存在し、繊維製品のパッチワーク図案のとしての可能性が確認された。