主催: 日本デザイン学会
会議名: 日本デザイン学会第71回研究発表大会
回次: 71
開催地: 九州産業大学
開催日: 2024/06/21 - 2024/06/23
女性の社会進出とともに発展してきたファッション誌『Harper’s BAZAAR』、『VOGUE』、『marie claire』、『ELLE』の表紙に注目し、その表紙が発信するメッセージとはどのようなものであるか、そしてどうあるべきかを知るための調査を実施した。研究全体の目的は、作り手と読者の表紙への考えを明らかにし、併せてその関係性から今後のファッション誌の表紙の作成のルールを探ることである。そして、本稿の目的は作り手側が読者に届けたい表紙に対する考えを明らかにすることである。上記の四誌、いずれかの日本版の表紙制作関わったことのあるクリエーターに半構造化インタビューを実施した。結果、作り手側が表紙に必要と考えるのは、それぞれの時代の社会的なメッセージを伝えることであり、それを表現するために編集者や写真家等の“クリエイティブ”の力が重要であることが明らかになった。また、そのメッセージに対する読者の読み解く力も求められていることが明らかになった。