日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会第71回研究発表大会
セッションID: C3-03
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空間デザインにおけるHMD利用の有用性に関する基礎的研究
*明石 和綺稲坂 晃義
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抄録

本研究は、デザインプロセスにおけるHMD利用の可能性を探求するため、HMDを通したVR空間で行われるデザインプロセスが、デザイナーの検討や意思決定に与える基礎的な効果を検証する。被験者とは別に設計作業を担当するオペレーターを用意することで、アイデア創出からプロトタイプ、テストに至るデザインプロセスをVR環境下で完結させるシステムを構築し、HMD-VR環境(HMDを通して見るVR)とDP-CAD環境(ディスプレイを通して見るCAD)におけるプロセスの比較を行う。この実験システムを使用して、身体スケールの範囲内で検討可能な2つの設計実験を実施した。実験結果より、自由度の高い設計課題において、個々の体験が設計結果に反映され多様性をもたらすこと、プロセスにおける修正回数が増加すること、また実空間に近いVR体験が知識を補完し設計判断を促進する可能性があることが示された。

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