主催: 日本デザイン学会
会議名: 日本デザイン学会第71回研究発表大会
回次: 71
開催地: 九州産業大学
開催日: 2024/06/21 - 2024/06/23
デザイン知とは何か?また、それはどのようにして探究できるのか?著者らは、これらを共通の問いとしてもっている。そして2020年秋、この問いの解に迫るべく、著者4名と企業で働くデザイナー3名とで、それぞれのデザイン実践をふり返り対話する活動「“デザインする”を読む会」をスタートさせた。読む会は、形式知がまとめられた書籍を題材として学びを得ようとする読書会とは異なり、デザイナー自らの行為「デザインすること」を題材とした学びの場である。活動を始めて3年(会の実施19回)が経過したが、私たちは実践を駆動する何かしらの原理をデザイン知と呼べるほど明確に説明できる段階にはまだ至っていない。しかし、最近になって当初の目的であるデザイン知の解明とは別のところに、この活動の意味が生まれていることがわかったきた。本稿では、本活動の概要とそこで起きていることを示す。また、それら事象をもとに、このような活動が参加者に変化をもたらしている事態とその意味について議論する。