主催: 日本デザイン学会
会議名: 日本デザイン学会第71回研究発表大会
回次: 71
開催地: 九州産業大学
開催日: 2024/06/21 - 2024/06/23
悩みを抱えた人々に対するメンタルヘルス支援の一つとして、中身がAIのアバター (エージェント) を活用したカウンセリングがある。この場合、話しやすいアバターを相談者が自由に選択できることが望ましい。しかし、アバターのモデリングには時間がかかるため、ユーザーが選択できるアバターは限られている。本研究では、画像生成AIを用いて、ささいな悩みを話しやすいアバターの外見デザインを検討した。アニメスタイル、2Dスタイル、3Dスタイル、セミリアルスタイル、フォトリアルスタイルといった異なる外見の男性/女性アバターを制作し、18名の女子学生にどのアバターが話しやすいのかを評価してもらった。その結果、アニメスタイル、2Dスタイル、フォトリアルスタイルの女性アバターが高い評価を受けた。これらのアバターは自由記述においても、ポジティブな回答が得られた。一方、一部の男性アバターは評価が低く、自由記述ではネガティブな回答が多い傾向にあった。本研究は画像生成AIを用いてアバターをデザインすることの可能性と話しやすいアバターの特徴を示した。