日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会第71回研究発表大会
セッションID: PA-20
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一人称的視点から見たデザイナーとエンジニアのChatGPT活用の差異
言語のバックグラウンドと存在認識の違いに着目し、実践研究の文脈から読み解く
*三河 侑矢
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キーワード: ChatGPT, Narrative, Practical Research
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抄録

本研究では、デザイナーとエンジニアのChatGPT活用方法の差異から、ChatGPTという存在に対する認識の違いと、かたちづくる際の言語の差異に着目して探究する。筆者(デザイナー)とエンジニアのChatGPTとの対話ログを分析した結果、デザイナーは探索的でストーリーテリング的なアプローチをとり、ChatGPTを協働者として捉える傾向があるのに対し、エンジニアは目的指向的なアプローチをとり、ChatGPTを問題解決のアドバイザーとして捉える傾向があることが明らかになった。この差異は、デザイナーが自然言語を、エンジニアが機械言語を用いることに起因すると考えられ、言語の違いがChatGPTに対する認識に影響を与えていると考える。さらに、筆者はChatGPTを実践者の一人として捉え、共に実践をする協働者となる可能性について、学びのドーナツ論を援用して省察した。

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