主催: 日本デザイン学会
会議名: 日本デザイン学会第71回研究発表大会
回次: 71
開催地: 九州産業大学
開催日: 2024/06/21 - 2024/06/23
本研究では、デザイナーとエンジニアのChatGPT活用方法の差異から、ChatGPTという存在に対する認識の違いと、かたちづくる際の言語の差異に着目して探究する。筆者(デザイナー)とエンジニアのChatGPTとの対話ログを分析した結果、デザイナーは探索的でストーリーテリング的なアプローチをとり、ChatGPTを協働者として捉える傾向があるのに対し、エンジニアは目的指向的なアプローチをとり、ChatGPTを問題解決のアドバイザーとして捉える傾向があることが明らかになった。この差異は、デザイナーが自然言語を、エンジニアが機械言語を用いることに起因すると考えられ、言語の違いがChatGPTに対する認識に影響を与えていると考える。さらに、筆者はChatGPTを実践者の一人として捉え、共に実践をする協働者となる可能性について、学びのドーナツ論を援用して省察した。