抄録
本研究では、「特定の結論や意見の良し悪しを求めないこと」から着想を得て、テーマに対する対話を通して自分の考え方や感情を把握・理解しながら、他者の価値観に触れることで、さらに自己認識を深めることを図ること目指したitかたりの取り組みの参加者に対して実施したアンケート調査の結果から、フォーマルコミュニケーションとインフォーマルコミュニケーションが混在する「答えのない問いを他者と考えて対話する」という行為を少人数で行うことによって、時間意識や効率性から一時的に離れ、参加者同士の創造性や心理的な安全性を高める一助となり得ることを提示する。