抄録
ドイツの眼科医ルドルフ・ベルリンは知的能カおよひ読み書きに著しい困難を抱える障害について報告し、ディスレクシア(dyslexia)と命名でした。多くのディスレクシアにおける障害は、文字を音に変換する音韻処理(de-coding)の图難にあると考えられている。表配された文字とその読み(音)の対応が自動化しにくく、それを司る脳機能の発達未熟や機能不全が原因として考えられる。ディスレクシア対策としてユニバーサルな書体聞発が行われたが、その効果は十分とはいえなかった。その中でディスレクシー・フオントは自身がディスレクシアの障害を持ったいえるクリスチャン・ポーアによって開発された。長いステム、ユニークな形状、太い底部を持ち、各文字を他の文字とを区別しやすい特微がある。このディスレクシー・フオントの短文を他の書体(セリフ体とサンセリフ体)と比較し、可読性に関する基礎的な調査を行なった。