抄録
本研究では、C2Cマーケットプレイス「メルカリ」におけるシェアリングカルチャーを活用したサービス活用を考えた事例研究を紹介する。地域住民が主体となって、地域ならではのサービス利用方法を探索・実験・共有する「メルカリを遊びつくすプログラム」を実施した。この事例研究は、地域住民が創造的にメルカリの活用方法を探索、実験、共有できる可能性を示唆している。また、自分たちでアイデアを生み出し、試行錯誤するプロセスは、提供者主導の調査では捉えにくいインサイトを得ることを示唆した。この事例研究は、サービスデザインの主役を地域住民に委ねることで、地域住民とサービス提供者の双方に利益をもたらす可能性を示唆している。