抄録
近年、AI技術はデザインプロセスを大幅に自動化し始めている。本研究では、AI技術がビジネスにもたらしている変化を概観した上で、AI時代におけるデザイナーの新たな役割、特にUX/UIデザイナーの新たな役割を考察するべく、デザイナーを庭師に喩える既存の議論を発展させる。具体的には、UX/UIデザイナーに必要とされる3つの役割として、手入れ、土壌づくり、そして世界観のデザインについて考察する。これらの役割を総合的に捉えることで、急速に進んでいるAI駆動型のビジネス環境におけるUX/UIデザイナーが担うべき新たな役割を明確にする。