日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会第72回研究発表大会
セッションID: PA-14
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イラストにおける視覚的な隠喩手法の表現と応用に関する研究
*鄭 瑞琦
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キーワード: 隠喩, イラスト, 視覚的表現
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抄録

本研究は、イラストにおける隠喩技法の活用を探求し、芸術表現の多様性を促進することを目的とする。隠喩の定義を明確にし、視覚的ストーリーテリングの手法としてのイラストとの関係を探りながら、隠喩が作品において果たす役割を分析する。

研究方法としては、文献調査および関連作品の収集・分類・分析を行い、象徴表現、超現実的誇張、比喩的変換などの隠喩技法を整理する。特に、本研究では隠喩表現に関連する五つの手法に注目する。すなわち、(a) 正負形状のデザイン、(b) 符号と象徴、(c) 比喩的媒体によるAからBへの変換、(d) 超現実主義的な誇張手法、(e) メタフィクションの使用である。

これらの分析を通じて、隠喩手法を用いたイラストの表現の多様性を理解し、それを創作に活かす方法を探求する。また、イラスト制作における具体的な隠喩技法とその思考プロセスを明確にすることで、イラストレーターやデザイナーがより豊かで深い表現を追求するための指針を提供することを目指す。本研究の成果は、視覚芸術に新たなインスピレーションをもたらし、隠喩手法を用いたイラストの研究と実践の発展に貢献することが期待される。

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