抄録
本研究は、ペーパークラフトを用いて、本物の生き物を詳しく観察するワークショップの設計を目的としている。今回は、横浜市にある金沢動物園で実施した「象の顔だぞう」ワークショップの実施事例を報告する。このワークショップでは、観察した結果を描き込む観察シートの導入、観察結果を物作りで表現するためのペーパークフラフトの利用、振り返りのための解説シートの配布を取り入れ、その効果と活用について考察した。ワークショップで使用したペーパークラフトは、インドゾウの目、耳、鼻、牙などの頭部に注目させるために頭部のみをモデル化している。これを用いることで、自由にパーツを調整し、観察結果に近づけるように工夫する姿が見られた。