抄録
本研究では、動物園における学びのためのワークショップにおいて、参加者の主観定な印象による評価と、教材としてのペーパークラフトの評価の試みを行った結果について報告する。参加者は、ワークショップのプログラムに沿った印象を評定し、ワークショップ前後での動物の知識に関するアンケートに答えた。主観評定による分析からは、工程に沿った高揚感の変化と、子どもと大人の傾向の違いを指摘することができた。また、ワークショップ前後で行った生き物の特徴に関するアンケートの分析からは、ペーパークラフトの設計上の工夫点が参加者の関心・気づきに対して効果的であったことが認められる一方で、ペーパークラフトで伝えるのには不向きな特徴なども洗い出すことができた。