抄録
本研究は、デザインを学ぶ大学3年生が、高校生を対象としたデザインの授業をデザインすることを目的とした授業の設計を試みたものである。この授業で受講生は、「高校生がデザインを学びたくなるような授業を設計する」という課題を提示され、3つのチームに分かれて、課題に取り組んだ。それぞれのチームは、デザインが持つ幅広い領域の中で、どこに軸を置くのか検討を重ね、時には自分自身が受けてきたデザイン教育のことを思い出しながら、高校生向けの授業を設計することができた。この授業の取り組みは、教授による学習によって、デザインに対する理解や、知識の定着を図ることができる可能性が示唆された。