日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会第73回研究発表大会
セッションID: D-06-03
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山間僻地の存続に寄与する新しい仕組みの創出
和歌山県北山村を対象とした共創デザインアプローチ
*畔柳 加奈子, 金尾 伊織, 阪田 弘一, 多田羅 景太
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抄録

本研究は、存続リスクを抱える山間僻地における持続可能な地域運営の可能性を、共創デザインの視点から検討するものである。日本唯一の飛地行政区である和歌山県北山村を対象に、現地調査、関係者インタビュー、ワークショップを通じて地域の課題構造および潜在的資源を明らかにした。特に、筏事業において廃棄されてきた木材資源の再利用可能性に着目し、滞在型制作プログラムとして建築・デザイン系学生を対象とした木製構造物制作の仕組みを提案した。本提案は、地域資源の循環的活用と関係人口の創出を同時に実現しうる社会デザインの実践として位置づけられる。2026年度の現地実装を通じて、その持続性および地域への波及効果の検証を行う予定である。

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