日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会第73回研究発表大会
セッションID: D-10-05
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発泡充填実験と空気膜チューブ内圧を最小化する形態探査
発泡充填式空気膜チューブ構造を用いたパビリオンの構築に関する研究(その2)
*狩野 英斗, 重山 蓮音, 白髪 誠一
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抄録

本研究は,硬質発泡ウレタンを空気膜チューブ構造の内部で発泡させることで,その発泡ガスで空気膜構造を膨らませ発泡ウレタンを充填することで空間を構築することを目的としている。本報では,空気膜チューブの内圧が発泡ウレタンの充填効率に与える影響を調べる発泡充填実験と空気膜チューブが自立するための必要内圧を調べるための形態探査の結果について報告している。 発泡充填実験では,内径30mmの塩ビパイプを用いた発泡パイプの内圧を0~30kPaに設定して充填状況を調べた。実験の結果,内圧の上昇によって充填効率が低下する傾向が確認された。一方で,平均発泡倍率が低い結果となり,チューブ径による影響等を検討する必要がある。空気膜チューブの内圧を最小化する形態探査の結果,チューブ内にウレタンを充填する際に構造が自立するためには10kPa程度の内圧で十分であることが確認できた。今回は内圧を最小化する条件で形態探査を行ったが,充填可能な内圧を求め,これを制約条件として形態探査を行えば,より最適な形態を得ることができると考えられる。

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