日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会第73回研究発表大会
セッションID: D-11-01
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サインデザインのわかりやすさを検証するVR調査システムの構築
*金子 千聖, 中島 理沙, 荒川 豊, 中村 優吾, 中村 直人, 松隈 浩之, 工藤 真生
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キーワード: sign, VR, disabilities
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抄録

従来の調査手法として一般的な現地調査は、参加条件の制約が一部の人々にとって障壁となり、参加しにくい構造を内包している。このような参加機会の偏りは、すべての人のニーズや経験を十分に反映できない状況を生じさせている。そのため、誰もが参加しやすい調査環境の整備が必要である。そこで本研究では、「わかりやすいサインデザイン」を評価するためのVR調査システムの構築を目指した。はじめに、実空間を3Dモデル化する手法についてプレ検証を実施した。使用したツールは、Scaniverse(LiDARスキャン)、RealityScan(フォトグラメトリ)、Matterport(赤外線スキャン)であった。その結果、駅構内や空港などの広域空間では、モデル精度、撮影難易度、撮影時間の観点からMatterportが最適であることがわかった。次に、VR環境の実装に向け、Unityによる視覚刺激の差し替えプログラムを設計した。また、実歩行を伴う調査環境を考慮し、ヘッドマウントディスプレイ単体で動作可能なシステムを実装した。以上より、アクセシブルな調査手法の構築を通じて、包摂的な調査手法への可能性を示した。

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