日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会第73回研究発表大会
セッションID: D-11-06
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日常行為を選び直す余白をつくるインタラクションデザイン
リサーチ・スルー・デザインによる3つの実践に基づく提案
*新井 恒陽, 長谷川 敦士
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抄録

反復によってオートパイロット化した日常行為に対し、テクノロジーを効率化や行動最適化の手段としてではなく、利用者が自身の行為を見つめ直し、選び直すための余白をつくる媒介として捉え直し、そのインタラクションデザインの設計方針を提案する。筆者らが制作した ScrollMate、Reflection Switch、Reconsider Today’s Commute の 3 つのプロトタイプを、リサーチ・スルー・デザインの実践として位置づけ、それぞれ異なる日常行為の文脈において検討した。これらに共通する設計視点として、行為の根拠への気づきを促す外在化された媒介、選択を強制しない余白、事後の振り返りを支える痕跡の設計を整理し、日常行為への非強制的な介入デザインの一方向を示す。

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