主催: 日本デザイン学会
会議名: 日本デザイン学会第73回研究発表大会
回次: 73
開催地: 千葉工業大学 津田沼キャンパス
開催日: 2026/06/12 - 2026/06/14
本研究は,すごろく形式の枠組みを用いて,藤沢市における地域資源の認知構造を明らかにすることを目的とする。アンケート調査(N=358)を実施し,主観的評価,資源認知,および空間的関係性の観点から分析を行った。
その結果,認知は江ノ島に代表される沿岸部の象徴的資源に強く集中している一方で,内陸部および北部の資源は十分に認識されていないことが明らかとなった。また,地域への愛着は認知される資源の量および多様性の双方と関連していることが示された一方,居住年数との関連は弱いことが確認された(r=0.27)。
さらに,すごろく形式は空間的関係性の可視化に有効であり,回遊を誘導することにより,資源認知の再編成を促進する手法として機能することが示唆された。