デザイン学研究
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大学生の食品及び生活用品の購入行動に関する研究 : 消費者の商品選択における購入行動に影響を及ぼす要因に関する研究(2)
全 聖福釜堀 文孝
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2004 年 50 巻 6 号 p. 29-38

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抄録

本論文は食品や生活用品購入において商品のどのような要素を重視しているかについて「大学生が持っている商品購入の傾向」と「商品において各項目がどの位重要なのか」の二つの項目を蔚山(ウルサン)大学の学生52入に対して調査を行い、分析した。その結果、両方の各項目に対して、「デザイン」「機能」「販売」を重視しているのは「化粧品」「合成洗剤(お風呂用洗剤)」であり「デザイン」「販売」を重視しているのは「飲み物(果実飲み物,炭酸飲み物)」「アイスクリーム類(アイスクリーム)」「お菓子類(ビスケット)」「お菓子類(クッキー)」「お菓子類(スナック)」「お菓子類(パイ)」、「機能」「販売」を重視しているのは「歯ブラシ/歯磨き」「乳加工品(粉ミルク)」「合成洗剤(洗濯用洗剤」「発酵食品(ヨグルト)」、「デザイン」「機能」を重視しているのは「穀類加工品(ご飯)」「水産物加工品(しじみのみそ汁)」「レトルト食品(コムタン)」「調味料(みそ)」「即席乾燥食品(明太スープ)」「芳香剤」という結論を得、商品によって重要視する要因が異なることがわかった。

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© 2004 日本デザイン学会
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