デザイン学研究
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テレグラフ・アベニュー沿道地区の活性化策 : バークレー市の都市デザイン(3)
大森 峰輝
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2004 年 51 巻 2 号 p. 13-18

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抄録

本稿では、バークレー市テレグラフ・アベニュー沿道地区の抱える問題がどのように変化し、その結果、いかなる活性化策が立案されたのかを調査した。また、街路景観や建築デザインに関する政策の基本的な考え方を探った。1)活性化策は、住民、商店主、市、カリフォルニア大学の連携によって立案された。建築デザインや街路景観がその魅力を高める重要な資産と位置付けているところに特徴がある。2)テレグラフ地区では住宅付置が義務付けられている。また、地区の活気と多様性・独自性に貢献するような小規模ビジネスを奨励・支援するクオウタ・システムが採り入れられている。3)歴史的な建築特性を維持・反映しながら快適な環境を創造していくことを目的として、建築物等に関するデザイン・ガイドラインが整備されている。

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© 2004 日本デザイン学会
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