デザイン学研究
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セキュリティ・デザインの現状と将来
木内 正人
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2006 年 53 巻 2 号 p. 39-48

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抄録
セキュリティ・デザインとは、偽造防止を主な目的として紙幣をはじめ証明書等に施される緻密な線画模様を指すものである。これまでセキュリティ・デザインに関する文献は国内には無く、またセキュリティ・デザインを科学的に解析した文献も存在しなかった。しかし、今まで誰にも語られることの無かったセキュリティ・デザインは、歴史、経済システム、政治システム等を背景に、社会の変遷に伴って様々な要素が複雑に関係し合って、今もなお進化を続けているデザインでもある。本研究では、セキュリティ・デザインの表現手法とその役割について現状と歴史的価値を説明し、セキュリティ・デザインの法則を空間周波数解析によって検証することで、デジタル技術を活用した将来のITソリューションへの応用など、今後の偽造防止策並びにデザインに役立てることが可能であることを明らかにする。
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© 2006 日本デザイン学会
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