デザイン学研究
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若年層インスタント・メッセンジャー使用についての基礎調査(1)
─大学1,2年生へのWEB質問紙調査
桐谷 佳惠
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2024 年 71 巻 2 号 p. 2_1-2_6

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抄録

 LINE などインスタント・メッセンジャー(以下IM)は,今日どの世代にとっても欠かせないコミュニケーションツールといえる。その一方,使い方には世代間で差があるともいわれている。I M 利用行動と性格特性の関係を経年で追うため,今回,予備調査としてI M使用実態について質問紙調査を行った。Google Formsを使い,主として大学1,2年生141名から回答を得た。その結果,LINE,Instagram,X がよく使われるツールだったが,親しい人にはLINE,それほど親しくない人にはInstagramも使う傾向がみられた。約88%の人が,15歳までにこれらのツールを使い始めていた。使い始めた頃と現在を比べると,慣れて使う機能に変化が起きたことに加え,コミュニケーション行動に二極化がみられた。つまり,より積極的になる方向とより消極的になる方向があった。今後は,大学生だけでなく中高生も対象者とし,より具体的なI M利用行動を追う必要性があることが示された。

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