デザイン学研究特集号
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デザインは誰でもできるのか(<特集>実践するデザイナーたちのデザイン知)
小川 俊二
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2014 年 21 巻 3 号 p. 22-28

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抄録
工学を基礎とするコンピュータ技術と情報ネットワークは、従来のデザインに対して変容を迫っている。それらはデザインの有用なツールであるとともにデザインの対象でもある。しかし先端的な開発の中ではデザインやデザイナーが軽んじられていると見受けられる。発想段階と構築段階というデザインプロセスにおいて、内部構造を「作る」という工学のアプローチに対し、デザインは利用者の側に立って、そこに立ち現れる「現象」から「使う」ことにアプローチする。これらはもの作りの両輪である。デザインの目的は生成的であり、それはそのときどきに関わる人々の価値感を反映したものである。したがって「デザイン知」も、静的、固定的に一般化できる方法としては明示することはできない。デザインの方法は一つのデザインの一時的な結果として出現するに過ぎない。デザインは、もの作りの中で誰でもが行う行為である。しかしそれをうまく完遂するためには論理性ととりわけ感性を磨き、鍛える必要がある。
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© 2014 日本デザイン学会
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