筑波大学教育学研究科
p. 173-174
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本研究の目的は図形の概念形成を促進するための要因を、長方形の弁別に着目して明らかにすることである。そのために、小学校2〜6年生に、各学年の図形の学習指導前後で、長方形を含む四角形の分類に関する調査を実施し、調査結果を長方形の弁別に視点を当てて分析する。その結果、要因として、着目すべき構成要素の性質が異なる図形と比較できるようにすることと、着目すべき構成要素の関係を用いて、図形を作図したり、確かめたりするための道具を適切に使用できるようにすることが抽出された。
日本科学教育学会年会講演論文集
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